住宅工事での御施主様のお話をしたいと思います。
その方は60歳を期に移住を決断しました 。その理由は瀬戸内芸術国際に惚れて移住を決めたそうです。
瀬戸内芸術国際とは香川県の島々を舞台に現代美術の国際芸術祭であり、3年に1度開催されてます。
ここまでは移住の理由として納得しましたが、その後が凄く良い話でした。
住む場所を決めてから、近隣(自治会)挨拶に回る時に自分の生い立ちから現在までと
その後の住宅や土地利用までを手紙5枚に書いて1人づつ御施主様から手渡したそうです。
その話を聞いて、御施主様のその土地で暮らす覚悟と心遣いが凄いと思いました。
この田舎でポツンと生活してたら、色々な憶測で噂を流されて勘違いされることも多々あると思いますが
自分の事を全て曝け出すという事は、相手にとって安心感を与える行動だと思って感動しました。
この御施主様のような移住者が増えていけば、更により良い地域作りができると思った出来事でした。